・「世代間における「1票の格差」」『青少年をめぐる課題 : 総合調査報告書』2021.3, pp.33-49.
・「諸外国における上院議員選出に係る較差(資料)」『レファレンス』71巻6号, 2021.6, pp.81-101. (共著)
・「選挙供託制度(資料)」『レファレンス』71巻11号, 2021.11, pp.143-163.
・「主要諸外国上院の選挙制度―地域代表と一票の格差をめぐって―」『レファレンス』72巻10号, 2022.10, pp.81-110.
私が将来の夢として弁護士を目指したのは中学生時代でした。当時、父親が借金問題を抱えており、昼夜を問わず金融業者が自宅へ督促に来る状況でした。このような状況では、居留守を使い、音を立てないように生活せざるを得ず、自宅にいるにもかかわらず心が休まらなかった記憶があります。その後、弁護士に介入していただくと悪質な督促が止み、普通の生活を取り戻し、精神的な解放感がありました。
このような経験から、弁護士は人を守り、家庭の平和を守ることができるのではないかと思い、夢として抱くようになりました。
大学院修了後、立法府の機関である国立国会図書館及び参議院法制局で働く機会を得ました。国立国会図書館では、主に海外の選挙法制や公職選挙法の調査・研究に従事していました。国会議員等からの依頼に基づき膨大な所蔵書籍を調査し、的確な情報を提供することで国政審議に資する職務です。参議院法制局では、議員立法の補佐を行いました。
国立国会図書館、参議院法制局時代を通じて、法律の作成過程に関与できることはやりがいがありました。
司法試験に合格したため、夢であった弁護士になりました。
常磐法律事務所では、「お客様一人ひとりの日常生活を組織として守り抜く」というスローガンを掲げています。組織として日常生活を取り戻すお手伝いができる事務所であるということで入所しました。
まだまだ弁護士事務所の敷居は高いかもしれませんが、弁護士に相談することで、平穏を取り戻すきっかけにしていただければと思います。そのため、私自身も研鑽を積み、依頼者の方と一緒になって、懸命に考え、悩み、事実を調査し、日常生活を守っていきたいと思います。
の過ごし方