

私が弁護士を志したきっかけは、高校時代、刑事事件の被害者となり、ある弁護士の方にサポートしていただいた経験からでした。
被害者として日常が失われたような苦しさを感じる中で、弁護士に法律の専門家という立場からたくさんのアドバイスをいただき、寄り添ってくださったことで、前を向くための大きな支えとなりました。
それまで、私は、弁護士という存在自体は知っていたものの、とても遠い存在のように感じていました。自分の身にトラブルが起きたときに、弁護士が相談に乗ってくれるという安心感を得て、平穏な気持ちを取り戻すことができ、「どんな悩みに対しても、弁護士は救いになり得るんだ。」と、強く憧れたのを覚えています。
私は、このような経験から、弁護士の必要性を強く感じ、自分も誰かの力になりたい、法律で人を助ける仕事がしたい、と考えるようになり、弁護士を志望するに至りました。
当事務所は、「お客様一人ひとりの日常生活を組織として守り抜く」というスローガンを掲げており、この理念に共感して入所いたしました。
私は、弁護士の力で日常生活を守ってもらった経験がある上、周囲の人と協力することがやりがいに繋がる性格であるため、当事務所のスローガンは、まさに自分の目指すべき弁護士の姿であると感じています。
私は、ひとり親家庭で育ったため、親戚や母の友人が気にかけてくれることも多く、幼少期から様々な人と関わることが多い環境でした。
何か悩みがあると周囲の誰かに相談し、様々な角度から助けてもらうことで、困難に立ち向かってきた場面が多かったように記憶しています。
そのような中で、私は、人との関わりこそ自分を形成するものであると考えるようになり、人一倍情に厚いところがあると自負しております。
私は、私の強みである「情」を生かして、お客様一人ひとりと対話し、真摯に向き合い、寄り添える弁護士になりたいと考えています。
弁護士として、お客様が直面している問題をしっかりと理解し、最善の解決策を見つけ出し、その信頼に応えられるよう、日々努力を惜しまない所存です。
の過ごし方